<公立小学校英語教育事業 英語専科教員&アシスタントの募集>
小学校英語教育事業開始とその背景
世界のスキーリゾート地として知られるニセコには、毎年、世界各国(オーストラリアやヨーロッパ、アメリカ、カナダ、香港、シンガポール、中国、東南アジア諸国など)から、冬だけで65万人の観光客が訪れます。また、訪れた観光客は、1回きりの訪問ではなく、地形や食にも魅了され、土地や建物を購入したり、長期にわたり滞在したりして、1年を通してリピートする固定客となっています。
それに伴い、現在ニセコ地域には、100社以上のリゾート関連外資企業が存在していますが、英語が使える地域人材の不足から、外国人労働者を世界各国から雇っており、年間を通して800人程度、冬になると町の人口の1割、1500人程度の外国人住民が住むようになりました。
地域の子どもたちに、小学生の段階から「使える英語」の教育を施すことで、将来、この地域でしっかりとした雇用に繋げていける仕組みづくりの必要性から、2018年度、倶知安町は本格的な小学校英語教育事業に踏み切りました。
倶知安町小学校英語教育事業内容
私どもSMiLE Niseko Language Schoolは、このような状況下の俱知安町と協同し、町内にある公立小学校4校+分校に、英語専科教員とラーニングアシスタント教員を送り、倶知安町小学校外国語活動指導計画(文科省学習指導要領)に則って、3、4年生(年間35コマ)と5、6年生(年間70コマ)の英語の授業をすべて英語で提供することで、コミュニケーションとしての英語を指導するプログラムを提供しています。
全国のほとんどの市町村がALTを採用したり、担任とのティームティーチングで指導を行う中、このような委託事業として外部英語専科教員を小学校に送り、ティームティーチングではない専科教員が完全に英語で英語の授業を行うモデルは、日本でも大変珍しい取り組みです。
更に、他と異なる大きな特徴は、この外部英語専科教員たちは、国際英語指導資格CELTAやTKT、そして国際英語試験によって、一定の指導力と英語力を国際基準で証明していることです。
また、英語専科教員たちは、世界最高峰の国際英語指導資格DELTAとTrain a Trainer(教員養成指導資格)、そして文科省オンラインオフライン英語研修講師も経験しているトレーナーであるJulian Baileyから、アドバイスや指導を受けながら授業をおこなっており、教育界からも非常に注目されている事業となっています。
児童は、本事業の柱にもなっている「すべて英語で行われる授業」に素晴らしい適応力と理解力を示し、身に付けた英語でのサバイバル力には目を見張るものがあります。
日本語で教える以上に惹き込まれる子どもたち、意味を求めて耳を澄ますスキル、日本語に訳さずに読む力、意味のあるコミュニケーションの道具としての英語で、小学校の4年間、150時間以上の英語の授業を、完全なる英語環境に身を置いて学んでいます。「英語を使って何かを達成すること」を児童たち自身が体感し、習得し始めています。
3年生が、4年後に、CEFRでPreA1レベルに達することを目標とし、2021年度には町内全公立小学校6年生140名以上を対象に国際試験のケンブリッジ英検Pre A1試験を開催してその達成度を測ります。日本の公立学校では初の試みです。
事業についての英語インタビュー
俱知安町広報誌 2022年度3月号 特集「子どもたちの可能性を広げる英語教育」
英語専科教員&アシスタントの募集
このような事業に携わりながら、世界の中の一英語教師として世界基準の指導力を身に付けることを目指し、日々プロフェッショナルに取り組める英語専科教員とアシスタントを募集しています。
英語専科教員には、国際英語試験において最低でもCEFR B2以上、ラーニングアシスタントには、B1以上の英語力が求められます。これは、児童が初めて出会う英語のモデルを忠実に示すために、また、児童が理解できるように指導項目や指示をどのように英語で行うかを専門のトレーナーから指導を受けたり専門書を読んだりするためにも必要となります。
日本の英語教育を変えていきたいという高い志とパッションを持って、日本の公立学校の教育現場で、世界基準の指導力を培いながら、英語が使える児童の育成を目指したい方には、この上ない任務とチャンスです。
更に詳細をご希望の方は、履歴書を添えて、info@smileniseko.comへお問い合わせください。